あいちKURASHIサポート
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花粉症

花粉症とは、植物の花粉が原因で引き起こされる
アレルギー症状の総称です。
春先に多く見られるスギ花粉やヒノキ花粉などの花粉が、
体内に侵入することによって免疫システムが過剰反応し、
さまざまな症状が現れます。

増え続ける花粉症患者

日本において花粉症を有する人の数は、正確には分かっていません。
全国的な調査としては、全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした
鼻アレルギーの全国調査が1998年、2008年、2019年とほぼ10年おきに
3回実施されています。
それによると、花粉症の有病率は1998年が19.6%、2008年が29.8%、
2019年には42.5%で、10年ごとにほぼ10%増加しています。
また、年齢区分別(0~14歳、15~29歳、30~44歳、45~59歳、60歳以上)の
スギ花粉症の推定有病率は、
全ての年齢区分で前回調査と比べて上昇していました。

年齢別スギ花粉症推定有病率

出典:環境省 花粉症環境保健マニュアル2022

花粉が増えるタイミング

・花粉が飛散する時期は、種類によって違いがあります。
例えば、スギ花粉は2月~4月、ヒノキ花粉は3月~5月にかけて多く飛散します。

・花粉は昼前後や夕方に多く飛散し、特に以下のような天気の場合に多くなります。

①天気が良くて気温が高い日

天気が良くて気温が高い日

②乾燥して、風が強い日

乾燥して、風が強い日

③雨が止んだ次の日

雨が止んだ次の日

お家のなかに花粉を入れないための対策

1. 花粉が少ない時間帯に換気をする

花粉が少ない時間帯に喚起する

花粉が少ない時間帯に換気をする。
花粉が舞うピークは13時から15時だと
考えられています。
そのため、早朝や深夜などに換気をすれば、
花粉を室内に入れるリスクが低下します。

2. 洗濯物は室内干し

洗濯物は室内干し

花粉を室内に入れないために、
洗濯物は基本的に外で干さないようにしましょう。
外に干すと洗濯物に花粉が付着してしまいます。
そのため、花粉が多い時期は、室内干しをするか
乾燥機を使うことが望ましいです。

3. 帰宅時に花粉を落とす

帰宅時に花粉を落とす

家に入る前に、服や髪の毛に付着した花粉を
ブラシなどで払い落としましょう。
その際、玄関前ではなく少し離れた場所で
行うようにしてください。

花粉症の日常対策

1. 掃除

【玄関】 外から帰宅した際に、衣服や靴に付着している花粉が玄関に持ち込まれます。
帰宅時には玄関で衣服や靴をしっかり払い落とし、
脱いだ靴はすぐに収納するようにしましょう。

掃除

【リビングルーム】 窓を開けて換気をすることや、空気の流れによって
花粉が入り込みやすくなります。
また、ソファやカーペットは花粉が付着しやすい素材です。
換気のタイミングを工夫し、花粉の少ない時間帯(夜間や早朝)に行いましょう。
空気清浄機を使用して花粉を除去することも効果的です。
ソファやカーペットは、こまめに掃除やクリーニングを行いましょう。

2. 洗濯

【室内干し】 花粉シーズンの洗濯物は、室内干しにするか乾燥機を使うのがおすすめです。
濡れた衣類には花粉がより付着しやすいです。
室内干しする場合は、風通しが良く湿気がたまらない場所を選びましょう。
サーキュレーターや扇風機、除湿機を使うと、乾きやすくなります。

【柔軟剤を使う】 花粉は静電気により付着しやすくなるので、生地表面を滑らかにして
静電気の発生を抑える柔軟剤を使いましょう。

3. マスク・メガネ

マスクやメガネの使用がどれほど効果的か気になる方も多いかと思います。
通常のマスクやメガネ、および花粉症専用のマスクやメガネの効果につい
て調査を行いました。マスクについては、通常のマスクで花粉を約70%、
花粉症用のマスクで花粉を約84%削減しました。
メガネについては、通常のメガネで花粉症を約40%、
花粉症用のメガネで花粉を約65%減少しました。

マスクとメガネの効果

マスクとメガネの効果

出典:環境省 花粉症環境保健マニュアル2022

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